I ❤️ cello

アマチュア音楽活動 豪州のローカルの話題など

8週間ぶりのプライベートレッスン

最後のレッスンがインド前で 
その時に シューベルトのアベ マリア の指使いをご指導いただき 
そこで時間切れになり


アベ マリアは奏者の個性でだいぶ違う感じになる曲の1つで
動画で見つけた 教本の楽譜を弾いている奏者の音楽がちょうど私好みなので、
彼女の演奏を参考に 30回は弾いたでしょうか


少ない と思われるかもしれませんが、
普段の練習では課題曲は2−3回 
コミュニティオケの曲はコンサートの曲目の中で練習したい曲を1−2回ずつ 
+オンラインコースの練習(初級の終わり)もコツコツ進めたいので 
毎回1曲をそんなに何度も弾いていません。


私の場合ですが、筋力的にも 集中力 飽きない為にも
同じ曲をそう何度弾いても効果的ではないというか
弾く曲がたくさんあるので それを少しずつやっていって
総合的にちょっとずつ上達していってる 感じです。
(最短距離のやり方ではないと思いますが)


カルテットやデュエット用はイージーなものを選ぶので 
殆ど サイト リーディング(初見)で弾く感じで
(サイト リーディング力も大事だと思っています)



音程は 80%くらい 安定し
リズム/スピードは今の自分が心地よい弾き方で ビブラート無しで
2回弾いてみて


先生「あと 何が必要かと思いますか?」
私「音程の正確さを上げることと 
トーンはビブラートをうまくつけられるといいと思います」


ビブラートについては 以前ちょっと指導していただきましたが、
その日は より念入りに 細かくチェックしていただき


ビブラートにも幅があり ゆっくり〜早いもの 
音の最初からかけたり ちょっと弾いてからかけていくとか
このビブラートによってまた音色に雲泥の差が出ますね。
(特にこういうスローな曲は)


うまくビブラートの形に腕が振れた状態を 先生が動画を撮ってくださったので
姿見でチェックしながら練習します。
指によって かける場所によって かけやすい/難いもあり
コミュニティオケでは かけやすいところだけ 気分でかけたりしていますね。
(チェロ奏者は多いけれど 綺麗にかけられる人は数人)


手首のフレキシビリティに注意していたこともあり
音はピアノだから弱く とも思っていて
音がしっかり出せていなくて


先生:(ピアノでも)しっかりした音を出しましょう!


基本に戻って 
弓を自分の身体の方に引き寄せるような感じで
よく切れるナイフで 野菜とかすっと切る感じで
そのイメージでやってみると


先生の表情がパッと明るくなって
「それですよ!わかりますね?」


自分でも ああ私のチェロってこんな素敵な音が出るんだったわ
と思い出し 笑


「1ヶ月も弾かなかったことはなかったので、弾き方を忘れてしまったような
ところもあって;」
「大丈夫ですよ^^」


ピンポイントで問題点を指摘していただき 
すぐ直るところは直せるし 時間のかかるところもありますが、
やはりレッスンを受けることは重要ですね。


先生のアベ マリアは 動画の奏者よりも もっと音色が繊細でクリアで
(低音はちょっとギッという感じもあるんですが)
高音は滑らかに 透明感がある音✨✨
それがいつでも全ての音に出せるようになると プロですね。


先生は、音のボリュームを 音質を変えずに
指板近くからブリッジ近くまで その幅の中で
弓が泳ぐような感じにすーっと移動させていて
それは上級レベルですかね。。
私はまだ弦に対して弓の角度を安定させるのが精一杯です。


最近 音の聴こえ方が変わってきて
もっと繊細な音も聴こえるようになってきた といいますか
音の表情がより見えるようになってきたように思います。


身体をもっと使うようにも言われ
それは自然に少し動くようにはなってきたのですが、


出だしの音は 身体を右に倒しながら限界になったところで弾いてみる練習とか
出だしの繊細な音を出すには
本当に 繊細な筋肉の使い方が必要で


チェロ奏者のプロのボーイング(弓使い)を見ていても
それはわからないのですが
優雅にイージーに弾いているように見えますが、やってみると
やるにつれて いかにフィジカルなものなのか。。
それでいて繊細なコントロールが必要で


レッスンが終わり
先生にgreat to see you と言われ
嬉しくなって
この曲はマスターしたいです!(私なりのレベルで)
と意気込みを表明して
帰宅して早速 おさらいしました。



チェロを弾き始めると 近くにきてまったりする猫


この曲はシナモンのために弾きますよ❤️