I ❤️ cello

アマチュア音楽活動 豪州のローカルの話題など

セバスチャン リー 「エチュード Op.131 No.1 」

先生は開口一番
「今日のレッスンでは何を学びたいですか?」


初めて聞かれて


私:スラー ですね


もっと具体的に細かく言った方がいいんだろう



身体的に弾くように気をつけてみたが
難しい箇所でつまづいたり 弾き直したり リズムが乱れる


高音のA(ラ)のハーモニックスから 小指で ソ が取りにくい。


より遠いハーモニックスを取る練習をしたら 距離が近いその音が取りやすくなった。
(その練習方法は何度もレッスンでやっているのに 忘れて自宅ではやってない)
距離感覚をいちいち体得するのに時間がかかる。



次にシフトがある 難しい箇所が来る
気持ちが焦り やや音が滑って早まってしまうとか


「マインドフルネスと一緒です 今 弾いている音 1つ1つにフォーカスしましょう」


隣部屋で奥様のバイオリンクラスが終わり
ちっちゃい生徒さんが出てきて 話し声に気を取られたが
集中したら 自分の音しか聞こえなくなり


「いいですね できましたね」と言われた。



難しくない箇所で 先生が何度か一緒に弾いてくださり
その音の流れ フレージング に注意する
ぴったりピッチが合った時は感動した。



できるところは ビブラートもやってみたが、
第一ポジションの1指をやると チェロが揺れてしまう と言うと
それはかける方向が違うからと指摘され 理解はしたが、
フィジカル的に 上手くできない
コミュニティオケのチェロ仲間でも 綺麗に上手くかけてる人はいない
(Rさん以外?)


先生がおっしゃるには
動画はたくさん出ていて 自分の動作を考えたり 教えていて
基本的なことはある でもそれから ちゃんとできるようになるまでに
これ!といった教え方がない。
本人に体得してもらうということになっているが、
筋肉の動きとしてはこの辺りで、、


陶芸でいったら ろくろの上で土の塊をセンターに寄せる
あれに似ているかもしれない。
あれは そのコツを掴めば 1週間でできる人もいれば 
私の知人は何年経ってもできず
やや歪んだ出来上がりを手で整えたりして 抹茶茶碗を作っていた人がいた。
彼は日本から釉薬を取り寄せて 独特のいい仕上がりになっていて
展示会ではよく売れていたようだった。


そのセンター寄せも 土の量が多いと難しかったし
土の量や形で 作りやすい 作り難いはあった。
土の種類によっても 扱いやすい 難いはあるし


テニスでもそういうことはある



他の位置ならそこそこ基本はできるようになってきたんだけどねえ、、


そのビブラートも 早め 遅め たっぷりかける ちょっとだけ とか
音色に影響大
(プロ演奏見てると 高速パッセージ以外は ほぼ全部の音にビブラートかけてる)


いやもうビブラート こんなに難しいなんて思ってなかったー



Adult Cello という 
25歳の時にゼロから始めた 今は40代?の男性奏者の動画シリーズがあり
彼は精力的にオンラインコースも始めたようだ


彼のビブラートの動画を見せられ
私もいくつか見たことはある。


大人から始めたことを売りにしているが 
25歳じゃ 私から言えば 子供と大差ないよ みたいなw
50代はそれ以上に違うからね


私がもし10年後 ミラクル的に上手くなったら
50代で始めました動画シリーズは売れるかもしれないわね(笑)
(そういう動画にはまだ遭遇していない)



先生の見本演奏を聴いて うっとり
まったく移弦が感じられない クリーミーな滑らかさ
フレージングとか音量とか まったく私好みで素晴らしい💖