I ❤️ cello

アマチュア音楽活動 豪州のローカルの話題など

ニューデリーの楽器店へ コンノート・プレイスでランチ

夫がせっかくチェロのレンタルに骨を折ってくれて、
ドライバーさんがあちこち楽器店へ問い合わせてくれたらしく
ニューデリーの楽器店に1つある という情報を得


値段が18,500ルピーなので、(約3万円)
それはちょっと どうなんだろう?
インドがいくら物価が安いとはいっても、、


そのチープなチェロがどんなものか興味はあり


夫:ニューデリーまではここから1時間半はかかるから 
楽器を見に行くんだったら ついでにどこか観光してきたら? 


ニューデリーの観光地はもう前回 回っていたので、
楽器を見に行って、
コンノート プレイス(前回は車で通り過ぎただけ)を見て回る
というプランをドライバーさんに伝えてもらい
迎えに来てもらった。



ニューデリーまでの道中に見える景色



電車(モノレール)が走っている



車やバイクの壊れた箇所がテープで止めてあったり
外れそうなドアが紐で括ってあったり
ハンドル下のパネルがなく 配線が剥き出しになっていたり


走っているうちに分解しないか心配。。




インド門が見えてきて


ドライバーさん:反対側は大統領官邸です。降りて見ますか?


私:いいです そのまま行きましょう と言ったのだけど
(前回見ているので)
車を止めてくれたので 降りて一人で歩き



道路を渡って インド門の方には行かず
(一人ではとても渡れない)
歩行者道路を官邸に向かって歩き 振り向くと ちょうどインド門が正面に見える。
この辺りでセルフィーを撮っている人が多い。


男性が近づいてきて「いくらルピーで観光ガイドしますよ」と声をかけられるが
首を振ってさっさと歩く。


外国人観光客は見当たらず 現地の人たちでいっぱいな感じ


横の広場で寝そべる犬たち(野良犬だろう)



奥に見えるのが官邸で この辺りで引き返し



橋を渡って 人がいる方へ向かいながら車へ戻る。



歩きながら(止まると声をかけられそうで 買う気はないので)
携帯でパッと写真を撮り


撮った写真を後で見て これは何だろう?




サリーを着た女性はバイクに横乗りするが 若い女性の中にはジーンズとか履いていて
自転車やバイクにまたがって乗っている。



ニューデリーの普通の商店街
主要道路の脇にずっと並んでいる



路地の電線がスゴい 





途中 道がやけに詰まっていて 楽器店までは2時間+もかかり
ちょっと手前の路上に車を止め、歩道はなんか置いてあったり歩けないような感じで
道路は車がバンバン走るので、ドライバーさんの後をくっついて歩き


小さな楽器店に入ると ギターや電子ピアノが置いてあり
インドの弦楽器はガラスケースに入っている
そのチェロは壁の上の方に引っ掛けてあり(!)


エンドピンを出して ストッパーがないと滑る と言うと
なんか重い箱を持ってきて それで滑り止めにするという;


指で弦を弾いた時に 
ああこれはダメだ という感触 


店員さんが 弓がいるよね みたいに持ってきたものが
それは、チェロの弓? 
木の反りがなくて 毛はめいっぱいに張ってある。
うわーこれは。。。


弾いてみるとちっとも響かず 音程は狂っていて おもちゃみたいで
(事前にドライバーさんが確認の電話を入れてあるが
調弦されてないし 店員さんはチェロが何物かわかってない感じ)


とても何か弾いてみようか
というものではなく
1分鳴らしてみて
no good と その店を出た。



ドライバーさんは この辺りは楽器店がいくつかあるから 他を当たってみますか?
と聞いてくれたけれど、時刻は2時過ぎ お腹も空いているし
たぶん時間の無駄になると思い(それは言わないが) 


「もういいです。コンノート・プレイス(Connaught Place)で ランチにしましょう」
混んだ道を30分くらいかけてセンターに戻り 


*コンノート プレイスは、セントラルパークという公園を中心に
白い柱の建物が二重の円を描くように並んでいて、外資のカジュアルブランドや
スポーツ用品店、ファストフード、カフェ、レストラン、映画館など
多くの店舗が集まっている巨大マーケットで、いつも多くの人で賑わっています。
(ウエブ記事から抜粋)



写真はオンラインから拝借






空気が悪いし 巨大なエリアなので 外を歩いて回るのはパスだわ。。
車で渋滞の中ゆっくり通り過ぎるだけでも だいたい見れたし


ドライバーさん「インド料理が好きだったら いい店があります」
「うん 好きですよ!」
彼は車から降りて お店の前まで連れて来てもらい、


私「あなたも来ますか?」「いいえ」


(前回の旅では)食事の量が多いので ドライバーさんにご一緒しませんか?
と誘ったけれど断られたので、一緒に食事しないんだろう。。


入ると ローカルの家族連れや若者で混んでいて、人気がある感じ
入り口には サービスチャージが10%かかる とデカく書いてあり
チップの心配は無用


メニューを見ても どれがいいのか わからない。。


ウエイターさんに「あまり辛くないもので」と言うと
お勧めされたパニール(チーズ)入りのカレー と ロティを1枚 
フルーツジュースにアイスクリームが入ってるのが美味しい と言われ それも





あまり辛くないカレーソースとやわらかいパニールチーズは美味しい!
でもソースはとても半分も食べられず
焼き立てロティは油っこい
ジュースは甘く
デザートはとても入らなかった。


「残ったものを持って帰りたい
とても美味しいので 夫にあげたい」と言うと
嬉しそうに詰めてくれた。


約1500円(税5% サービス10%込み)
安くて美味しいが、しょっちゅうは食べられないな
普段インド料理を食べていないので胃に重い。


店を出るとすぐ外でドライバーさんが待っていてくれて
(彼も何か食べられたかな)


車がのろのろでもバンバン走るランダバウト(環状交差点)を渡るのはチャレンジで
ドライバーさんが手を振りながら その左横にくっついて渡り


駐車場までちょっと屋外に並ぶマーケットの店を見て歩き
いろんなものが山積みで売られていて 
他も見たいかと聞かれたけれど充分で、


「インド料理が美味しかったよ!」
私が写真を見せると嬉しそうだった。


道中 渋滞でスローな場所で、ビビットなピンク色のサリーをまとい
化粧した男性たちが車に近寄って来て、言葉はわからないが
ドライバーさんはその男性に小銭を渡していた。



(写真)電車が走っている


車はびっしり デリー市内は渋滞が普通らしい。






ジャイプールには世界遺産になっている巨大なものがあるが
ニューデリーにもある日時計(赤い建物みたいなもの)
太陽が当たる位置によって時間を示すもの





おんぼろバスが多いようで 男性しか乗ってない
(このドアはちゃんと開閉するのだろうか)
窓が開いているので 車内の空気も悪そう




女性子供も乗っているそこそこ綺麗なバスは 安全な路線なのだろう。
そういうバスなら 外国人観光客が一人で利用しても大丈夫かもしれないと思うが、
事前に手配した車であちこち連れて行ってもらうのが 安全で効率がいいと思う。



車内でそのうち お互い好きな曲をかけたりして


私は最初 ハウザーさんのチェロ音楽を選び 
「ビューティフル ミュージック マム」と彼は言い


彼はジャスティン ビーバーが好きだとか
私はそのうち ワンオクがいいよ ジャパニーズロックだよ
と曲をかけたりして 楽しく帰宅した。


渋滞の中を延々走り 観光地は見ているし
ニューデリーはもう充分見たな という気分になった。