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(8)Humoresque - A. Dvořák
先生:よく弾けてます
いい音が出ている箇所も多いです。
(毎回 どこかしら 褒めから入ってくださるので やる気が持続しますw)
気になるところとして、23の 薬指で抑える高音F(ファ)を
もっとしっかり押さえましょう
指板を叩くような感じで
(ああ 私は薬指の押さえが弱いんですよね 薬指を使う音は少ないし)
1本で押さえず、人差し指 中指 薬指と3本で しっかりバシッと押さえましょう
私:プロの演奏動画で、指で指板を叩く音が聞こえることがあります
先生:それです。
それと 始まりの音を確認するために 弓で弾くわけにはいかないので
叩くようなことはあります
(それはよほど耳が良くないとね)
(私は指板に鉛筆でマークをつけていて 曲の始まりは
指の位置が合っているかどうかの確認にしています)
進んでいく過程で その段階ではそこを直したらいい というのが出てきます
今回は姿勢や左手について言いますが、
姿勢は全般的にはいいんですが、
弾いているうちに 左肩がちょっと後ろに引いていくようなクセがあるようです
それが引いていかないようにすること
それと 音の位置によってはもっと肘を上げると
シフトの時に手の位置を移動しやすくなります
肘を上げれば その反動で(こんな風に)自然に手が下がりますね
(私は肘より手首で、手を下げるようにしてました)
楽器が首に近過ぎるようにも思います
(9)La Cinquantaine(金婚式) - G. Marie
この曲はまた新しいテクニックがいくつかあり
セミクエーバー(半四分音符)を小指ではじくように弾く
高音A(ラ)をハーモニックスで弾く(弦を指で軽く触れる程度)
その時に弓を早く 勢いで引っ張るように弾くと
強くはっきりした高めの音が出るんですねえ
A音は全てハーモニックスにする
トリルは機械的に均一に2本の指を動かすのではなく
最初の音をちょっと伸ばし 次第に早くしていく
この曲は チェロの良さがよく出せる素敵な曲なので がんばります。
この動画演奏のスピードはとても速く、0.75スピードを目指します。
Suzuki Book 3- La Cinquantaine by Marie
先生に バッハのチェロ無伴奏1番の教本 を見せたら、
この本の使い方は2通りあります
1 練習曲を全部やっていく
2 曲を弾き始めてから 練習曲でブラッシュアップしていく
どちらがいいですか?
それと 1番の中でも 難易度は違うので、
まずはメヌエットから始めたらいいでしょう
この曲なら 今 弾けますよ
と言われまして、
プレリュードに付随する練習曲をちょっとやってみたところ
これは コツコツ全部練習していくのはおそろしく時間がかかると思うし
弾き始めるのは来年とか 先延ばしにした方がいいと思いました。
メヌエット1(動画の前半の曲)をまずトライしたら、なんとか形にはなりそうで
天井にむっちりした天使や人間が描いてあるのを見上げている時に
聴こえてくるような曲 という感じがします。
スズキブック4にこのメヌエットが入っているので
レベル的にそう遠くないです
ゆるゆると伸びやかに響くいい曲ですね
Cello Suite No.1 - Menuet (Bach BWV 1007) Miklós Perényi
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