I ❤️ cello

アマチュア音楽活動 豪州のローカルの話題など

チェロをアップグレードした

先生が 他にも楽器を探している生徒がいて楽器店へ行くので、
もしその時間に来れたら私のも見ますよ と
おっしゃって下さり
去年 私が一人で買いに行った弦楽器専門の店へ出かけました。


お店のオーナーに 
予算と 他の店で Jay Haide の楽器が気に入ったことを伝えました。


最初に 古い(130年前の制作)ヨーロピアン楽器を見せてもらって
(オーナーは、ドイツ製だと思う 製作者はわからない)
試しに弾いてみたら その音色にうっとりしました!
オープン弦の音が素晴らしく、弾いた後もしばらく余韻の音が響きます。


他、ドイツ製の新しいもの
(それは予算をかなり超えるものだったけど、オーケストラレベルの感じの音がした)
7/8 サイズを1つ
他 3つ試しました。
値段がそれより低いものは、あ やっぱり(それより低い)という感じです。


先生は他の生徒さんのを見ていていたり
他にバイオリンを探している人もいたり
他の音が出ている時には、音を出すのを遠慮したので
弾きっぱなしではありませんでしたが、1時間半くらい


何度も弾き比べ、
弾く曲を変えたりしながら
先生も何度も弾き比べて下さり


先生が弾いてくださる曲を聴くだけでも楽しい時間になりました。
他の子供の生徒さんのは予算的に大きなものではないでしょうが、
先生が弾くとどれも素晴らしく聴こえます。


その生徒さんは6−7歳くらい?
私「ああ あのくらいの年齢で始められていたらなあ」
先生「始めたことが大事ですよ」
それもそうですねえ。。
(私がその年齢の時、私は他のことをしていた経験があります)


私は最初に見せてもらったアンティークの楽器に決めました!
先生「これなら決して後悔しないでしょう。とても深いいい音色です」
オーナー「これは量産のものではなく 世界に1つ ユニークなものですよ。
あと数100年、少なくとも50年は使えますよ」
私「私の人生がそんなにあるとは思えませんが;笑」


先生も気に入ったようで、何度も違う曲で弾いてくださいました。
ダメージした箇所が丁寧に直してある跡があり 味がある感じです。
自分も歳だし
なんだか巡り合ったような気がして
深い音色に魅了され それに決めました。
(もう最初に これはいい!と思いましたが、
高い買い物なので他にもいくつか弾き比べました)


それから楽器に合う弓を6−7本出してもらい、
先生が丁寧に1本ずつトライして
最終的に この2本から選ぶといいと思います と


自分で弾いてみると ほぼ同じ音だけど
1つの方が響きが若干よりいいような気がすると思う と言うと
オーナーも弾き比べて 私が選んだものがより深い音色が出ていると言うので
そちらに決まり。
W.E.Dorfier #191 


先生「彼女はいい生徒なので、いい値段にしてあげてください」と
(先生にもマージンが入るとは思うけれど、オンラインで価格表示しているので
そんなに多くは入らないと思う)


楽器自体は -5%、弓は 20%引き
現在使用の楽器は、買った値段の6割価格で引き取ってもらえて
(半額以下だろうと思っていたので満足^^)
クリーニング用の布と ロジン(先生に見せたらハイクオリティのものだと言われた)
前の弓とロジンよりも 弦にしっかり滑る安定感 その摩擦の感じがいいです。
買おうと思って見ていた映画音楽のソロ曲集も
サービスしてもらえました。


早速 自宅で弾いてみると
時々 うっとりするいい音が出るし
低い音 G線 C線の音がまた素晴らしいのです。
弦の振動の幅が1cmくらい出て、弾いた後 しばらく音が残ります。


いい音だとアプリシエイトできるのは、
1年間ですが、自分で一生懸命弾いてきて 
よくチェロ音楽を聴いてきたことがあるでしょう。


オーナーがヨーロッパに買い付けに行き、彼の工房で調整され
店頭に出て最初に手に取った客が私だと言われ
出会いがあったのもそのタイミングだったように思います。


とても気に入ったチェロ と 🐈‍⬛
これ以上 もう人生に欲しいものはありませんね。。