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スズキブック3(5)Minuet in G (6)Gavotte in C Minor


Minuet by Beethoven and Gavotte in C Minor by Bach


(5)のベートーベンのミニュエット(動画の最初の曲)ですが、
始めてから1ヶ月半(途中2週間この曲は休みがあり 家で練習はしてましたが)
これで最後にしましょうと言われ 一応パスとなりました。


先生の方ではもうこれ以上指導する事がないということなのでしょう。。
今までの曲は2−3週間 長くても1ヶ月でパスしてきましたが、
この曲は特定の部分(前半部分の真ん中あたり)がどうしてもうまく弾けません。
スムーズにうまく指が動かない
シフトの位置がどうしてもズレる など。。 


後半は一発でOKが出たのですが(涙)


そこを集中して練習したいところですが
動きがややこしいからできないところは 動きがかなり負担になるので
同じ動きを何度か練習すると 指が痛くなってきてしまいます。


(6)Gavotte in C Minor - J.S. Bach


その間 この曲(動画の2曲目)も練習していたので 
そこそこ仕上がってはいましたが、
指導されずに練習していたので、直される箇所はあります。


まずは、マイナー調なので暗い感じの曲で、
そのフラットの音の正確さを意識する必要があります。
今まで多少音がズレても 特に言われなかったのですが、
そのフラット3つの音をしっかり正確に出すように 
(フラット3つの曲は初)


そして 曲のイメージについて どうですか?と聞かれ
先生のイメージ 
私のイメージ


難しい時をやり過ごしていく みたいな感じがありますね。。
哀愁漂うのとも違い ウツっぽい暗さではないけれど
長い冬を過ごしているみたいな曲かなあ。。
何度もリピートがあり
聴いていてあまり楽しい曲ではないですが、
指や弓の動きはわりと好きな曲です。


私はピアニシモの部分が弱すぎる傾向があり
何度も言われてきたのですが、
「フォルテがあまり強く弾けないので、ピアニシモを弱く弾くことで
強弱をつけるようにしています」


そこで フォルテの出し方(以前一度指導されましたが)を丁寧にご指導いただきました。
よく腕の重みを乗せると書かれているのを読みますが
それがなかなかうまくできないんですよね。


弓を動かすのに 背中の腕の付け根の筋肉を使うのですが
使っているつもりでも やはりテニスラケットを振るのとは違い
もっと微妙な筋肉の使い方で
弓に上からプレッシャーをかけるのではなく
自分の方に引き寄せながら(ボート漕ぎみたいな)
左右に優雅に動かす感じです。
「チェロはハグして弾くような感覚ですよ」
なるほど です。。


それで短い音階を弾いてみて
ピアニシモ(P) フォルテ(F) の出し方はそれです!と言われましたが、
(私てきには Pでも メゾフォルテの感じ)
それが定着し 曲を弾いている間にも出せるかどうかが今後の課題です。
自分でも聞いたことがない 大きなフォルテの音が出せてちょっとびっくりしました。
(楽器の近くで自分で聞くのと ちょっと離れて聴く音はまた違うので
わからないところがあります)


強弱の出し方については 他にも方法があり
指板に近いところ P
ブリッジに近いところ F
弓を弾く速さが 遅いとP 速くするとF
短く使うとP  長く使うとF
弓の手元付近ではF  弓先ではP
弓の毛をどのくらい弦に乗せるかによっても違います。
(今のところ 全部乗せて弾くように言われています)


つまり こんなに強弱の出し方にバリエーションがあるので
プロは実に豊かな音色が出せるわけなんですよね。