開演の1時間前にアクセスさせていただき
会場の部屋でリハーサルしました。
（人が部屋に入り始めた10分くらい前には止め）

リタイアメントヴィレッジ
1900年頃の古いクイーンズランダーの素敵な建物

部屋に入ると椅子がすぐ近くに置いてあるので
一瞬　近い！　ちょっと焦り
上級奏者のSに「こういう場所でコンサートしたことある？」
「たくさんあったから慣れてるわw　雰囲気を楽しめばいいのよ＾＾」

カーペットが敷いてあるのでそれ程響きませんでしたが、
なんか映画の１シーンのようで　
「チェンバーミュージック」の雰囲気そのままで素敵です🎶

観客に直面しないし　譜面にフォーカスしたのでそう緊張することもなくなり
視界の隅に　観客が音楽に合わせて身体を揺らしていたのが入ったので
私もリラックスして演奏することができました。

いくつか観客に歌ってもらった曲があり
In the Bleak Midwinter /荒涼とした真冬に　作曲：ホルスト
ダニーボーイ
2ペンスを鳩に（メアリーポピンズから）
エーデルワイス

それは楽しんでいただけたようで　反応がよく
Lが「もう一度エーデルワイス歌いますか？」と声をかけてリピートしたり

奥から
ファーストバイオリン　AM, 　セカンドバイオリン　L,  ヴィオラのS
手前はチェロの私（撮影者）

事前にサインアップした人以外の人も椅子を持って現れたので
部屋の外にも観客がいました。

ドレスコードについて話したとき
当日着る予定の服の写真をメンバーにメールで送ることになり
下は黒のパンツで　上はそれぞれということで

それを見ると　バイオリン奏者たちは赤が入っていて
ヴィオラはシルクの濃紺のブラウス
私が考えていた黒地に薄い紫色の花柄のものより　こちらの方が合うなと思い
これ　↓ にしました。

ヴィオラのサリーと私は服の好みが似ているようで
お互い褒め合うことがよくあって
S：一緒に買いものしたら楽しいわねw

終わった後　私たちはそれぞれにチョコレートの箱をいただいて
アフタヌーンティーに呼ばれ　別の部屋へ移動し

レジデントの皆さんが持ち寄ったサンドイッチ　ケーキなど
ランチを食べていかなかったので美味しくいただきました。

プロのチェリストだったという女性がいたので声をかけると
（自分から声をかけなくてもよかった　＾＾；）

開口一番に
「よくファーストポジションだけで弾いていたわねえ」
（ハイポジションを必須としない曲ばかり）
「第４ポジションはわかる？　簡単よ？」
「他の曲ではそうすることはあります。。」
（開放弦のラは明るい音なので　ポジション変えて弾きましたけど）

「ビブラートも最後の長い音しかかけてなかったわね」
「初めてのコンサートなので、、まだ初心者ですし　笑」
（慣れてきたら他でもちょっとかけた箇所はありましたけど）

その後カルテットについていろいろ検索していたら
日本のアンサンブルグループで、ノン　ビブラート　ポリシーで
演奏しているところがあるようです。
理由は、ビブラートをかけない方がハーモニーの音がクリアになるからだそうです。
（確かに）

それを理由に「あまりかけないことにしています」と言えるほどのレベルではないですね。。
まず、エンディングのハーモニーをきちっと一緒に終わる　これが前提でしょう。
（揃わない曲　途中でズレてきた曲は3−4曲はあったなあ　13曲中）

他　ピアニストで　時々仲間と集まって演奏会をしているという女性には
どのくらい弾いているのか聞かれたので　パンデミックの時期に始めた　と言うと
短い間によく弾けるようになったわねえ
と褒められたり＾＾

他にも　チェロの音が好きだわ　とか　素晴らしい音ね　とか
声をかけていただき＾＾

ぜひまたコンサートに来てください　と主催者の人からも声をかけられ
クリスマスコンサートを考えています　というと
ぜひ　ということになり

Sはまた　夕暮れ時にキャンドルを並べてやったらムードがいいわねえ　などと
しきりにキャンドルを強調し
（私もキャンドルは好きで　リハの時は音が狂うし暑くなってくるので
ヒーターをつけないでキャンドルを実用的に使ってますが）

L：遅い時間といっても　レジデントは就寝時間が早いからねえ
私：火事になったら　木造のこの古い建物は10分で全焼するんじゃないかしら；
電気で本物みたいに灯りが揺れるタイプのものがあるから　そういうのはいいかも
（キャンドルライトコンサート　というものがある）
水に浮かべるものとか（火事のリスクは低いだろう）

S：キャンドルで火事になるって　枕元に置いて猫がぶつかって倒れるとか
そういう状況じゃない？　（他にもあると思う。。）
大勢人がいるから大丈夫よ〜本物がいいわよ！
（テンションが上がっているw）

キャンドルとか　開演時間がどうなるかわかりませんが

クリスマスコンサートは馴染みのあるクリスマスキャロルを多く入れて
楽しい感じになるでしょう🎶

私は　ほぼ　コンサートで演奏することに度胸がついてきた　というか
先生には「自信があるなし関係なく　こういう弾き方をするものです」とか
大丈夫ですよ　しっかり音を出しましょう！　
何度も言われているし

この仲間と　今　演奏しているこの時を楽しむ　
それに集中してできました！

帰宅したら🍷です！＾＾

夫にちょっとコーフンしながら喋りまくっていました。

ーーーーーー

夜　ドアをノックする音が聞こえ　ドキッとして開けると

「これはあなたのですか？」

帰宅して　荷物が多いのでチェロは一旦廊下に置くんですが
なんとそのまま置き忘れていて；（初めて）

近くの部屋の男性が（今まで見かけたことはなかった）
「置きっぱなしになっているようだから気になって
ああ　あなたが弾くんですね」

声をかけてもらったお礼を言い

「あの　耳障りになっているようなことはありませんか？」
「そんなことないですよ。あっちの方ではピアノ弾く人がいるし　ギター弾いてる人もいて
音楽に囲まれてていいです。　私は何も弾けないので」

部屋にいる時は聞こえないと思いますが（真下の部屋には響くらしい）
廊下に出ると聞こえるんですよね。

近くの部屋の家族とエレベーターで乗り合わせになり
お父さんに「なんの楽器ですか？」と聞かれ
小学生くらいの娘さんに「いつもよく聞こえます　ソービューティフル！」

騒音公害にはなっていないようです。。😌