I ❤️ cello

アマチュア音楽活動 豪州のローカルの話題など

カルテット コンサート演奏 3回目

介護施設も併設している老人ホームで、
敷地内にある修道院(今は教会 イベントのホール として機能しているらしい)
でコンサートが行われました。




建物に入る前に 置いてあるコロナ検査キットで陰性結果を担当者に見せ
入ります。
そこではマスクも置いてあり、リハーサルするまではつけてくださいと言われ


入口付近にある前回と同様の画像スクリーンの前に立ち 体温を測ったり 
誰にどのくらいの時間 訪問面会予定なのか 携帯番号 氏名などを入力し
チェックインし 出てきたビジターシールを服に貼ります。
出る時はその画像スクリーンでチェックアウトを済ませる。


ドレスコードは下は黒で上は自由と決めてあり 今回の服装は、
私はアイボリー色シルクサテンのフィットしたシャツ(ブラウス)にしました。


今回もAMはどこかフレンチっぽくオシャレで素敵です。
オシャレに見えるのはナゼだろうと考えると
全体の丈や形のバランスと色のトーンの合わせが彼女らしいというか



広い部屋に 健康そうな人と車椅子で連れてこられた人と 
40−50人集まっていました。


床はびっしり絨毯が敷いてあるので、あまり音が響かず


私は前日にレッスンを受けて 先生に久々に褒められたりして 
気分はアップしていたのに
なぜかいつもよりナーバスになってしまい、


ファーストに合わせながら 
大きな声でしっかり歌っている前列の男性に合わせるようにしたり、
途中でファーストがズレてる!(ちょっとパニック!)
でも隣のヴィオラ(とセカンド)に合わせていき
セカンドのLは小さい声でカウントして、ファーストはそれに合わせ


前2回は特にミスはなかったのに、今回は音を間違え いつもより音程が微妙に外れ;
チェロパートは同じピッツのフレーズが永遠と続く曲では、
一瞬 どこだかわからなくなり! 1小節早く終わってしまったり;



AMの曲の紹介は、観客の様子を見ながら自然に 軽い口調になったり
短めにしたり ユーモラスなジェスチャーをしたり
調節するのが上手い。


「ダニーボーイ」で観客の歌声に感激した彼女は
「感激しました」と声を震わせ 私も思わず感情移入してグッときたり



コンサートが終わり、
人々の反応はとても良く
私はチェロをケースにしまっている時
老婦人がやってきて「よかったわよ」
私の肩を何度も撫でられ 


しっかり大きな声で歌っていた前列にいた男性には
「その楽器はいい音色だねえ よかったよ」と声をかけてもらったり


終わった後
ヴィオラのSは娘さんの送迎の用があると言い すぐに帰っていったが、


キッチンでお茶をご自由に と言われたので
マシーンからお茶をいただいて3人で雑談していると
お世話をしていた若い女性が入ってきて
「素晴らしかった レジデントは皆喜んでいてぜひまた来て欲しい」
などと声をかけられ


彼女はコンサートの最初にレジデントに私たちを紹介したり
そうやって私たちに丁寧に挨拶に来てくれたり
高校3年生だと言うのでびっくり!


週末はそこで働いていて、将来はミュージックシアターで仕事したい
彼らと一緒によく歌ったりしてますが 弦楽器の四重奏の演奏は素晴らしかった。
後方で 以前は有名なプロのシンガーで数々のオーケストラとも共演し
ラジオのパーソナリティも勤めていた女性がいて
「チェロの音がスムーズでいいわね と言ってましたよ」
と聞き すごく嬉しくなったりしました!


しっかりよく喋る子に感心し


次に彼女の母親で、そこでボランティアをしているという女性が入って来て
ポジティブな感想を言われ しばらく話し


私はとてもやりがいを強く感じました。


3回のうち ワースト パフォーマンスでしたが、
最も楽しかった 心に残ったコンサートになりました❤️


(という感想メールを仲間に送ると
Sは「ベストを尽くしたくても調子が出ないことはあるわ
それでも今日のコンサートのように あなたの演奏は輝いていたわ」
彼女のフォローはいつも優しい。。表現がまた素晴らしいなあ)


AMはプレゼンが上手く 
Lはプラニングやアドミン的なことが得意で、 
コンサートでも(リハでも)その場の空気が和むような声がけしたり
演奏しながら歌い(綺麗な歌声) オーディエンスをリードしたり
Sはセミプロレベルで 不動に安定な演奏をし
いつも私たちに励ましと自信を与えてくれる
私はリハの場を提供し(おやつ付きでw)
(私がアウェイの時でも 3人が集まりたいと言えばLに自宅の鍵を渡す)


最高の仲間をよく集めたものだ とLに褒められる。。



前日のレッスンで、
私「(前2回の)カルテットのコンサートは 自己ベストな演奏ができました」
と言うと
先生はパッと表情が明るくなり嬉しそうで


先生「カルテットは音のバランスがちょうどいい室内楽で
(先生の)最も好きな演奏アンサンブルで」長年続けられているそうです。


こういった音楽活動がなかったら、一人で黙々とレッスンを受けるだけでは
続けられなかっただろう
また上達の過程にも大きく寄与しています。



Sの誕生日が近かったし
またお祝いにドリンクを買ってあるので
コンサートのお礼にいただいたチョコレートと一緒に
次回のリハで乾杯🥂しようと思います^^