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レッスン ボロディン「夜想曲」、グループレッスン情報

(3週間前のこと)


レッスンが始まる前 
先生は調弦の後に 時々 短い曲や曲の一部を弾いてくださることがあるが、


その日はモダンで複雑な曲で
指板より下の弓で弾く位置で ハーモニックスを弾いたり
他にも テクニックを駆使した速い曲だった。


数分でもプロの生演奏を聴けることも 個人レッスンには価値がある。



ボロディン曲の2回目レッスン


最初のメインメロディの部分 10小節目まで
たったの8小節に 1時間のレッスンを受けた。


最初の音の音色や音量がまた重要な曲なんだよね
(シューベルトのアベマリア も同様)


8分と16分音符には スタッカートと音符の上に横線がついていて
1音ずつはっきり 完全スタッカートのように切るのではなく


その弾き方を


先生が若い学生の時のレッスンで
「そこは 恋をしているドキドキの感じでと言われた」と聞き


なるほどねえ と思ったけど 


私「それはだいぶ昔なので記憶にないですねw」


先生はまだ新婚さんいらっしゃいな感じだからあるだろうけど
(とは言ってない 笑)
去年のコンサートでは 隣どうしで演奏していた奥さまとのアイコンタクトや身振りが
❤️❤️だったもんねえ。。



そこは手首を使って 
1音ずつ僅かにスッスッスッと 区切りをつけて弾く感じ
(なかなか思うような音にならない)



+シフトをきっちり決める練習


シフトの時につい手が緩んで 次の音のために指を伸ばすと
どうしても一瞬遅くなるし 音程もブレやすくなる。
手の形を決めて そのままを移動する


2本同時に弦を押さえたまま 1音ずつ弾けば 次がブレない。


手の形を作るとか 同時に2本押さえるとか
それは1ミリの狂いなく指の間の間隔の形ができてないといけない。
まだできてないからなあ


先生には ちょっとフラット過ぎ シャープ過ぎ とか
本当に1ミリ動かしてOKが出て
高音メロディパートについては 音程きっちり指導された。



フレージングについても


クレッシェンドで音量の山を作る
いったんそこで切るつもりなら 手前の音をもっと短くソフトに 
その音が終わって離す腕の動きなどを何度かやらされ


私:弓の先が重力で下がっちゃうんですよね。
弓がちょっと重く感じます


先生の弓をお借りすると 持った瞬間に 軽い!
弾いてみると軽い
先生が測ってみると 先生の方が6gも軽い
(多くは76−84gらしい サイトによって違うが)



弓がアップの時に音の質がわるくなるのは 弓の角度がブレるし
コントロールがダウンより難しいからだ



細切れに弾けば ピッチの合ったいい音 が出るようになったけど
それを流れるように繋げて弾くのはまた遥か遠い至難の技だ


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年が明けてから AMからメールがあり 
なんだろう?と思ったら


新年の挨拶 日本の元旦の地震災害のお見舞いと 
近所でチェロの月1グループレッスンが始まる という情報のお知らせだった。


それは知らなかったので詳細を見たら
月に1度 大人の 初級 と 中級(AMEBグレード3+ スズキブック3以上)
1クラス最低4人集まれば実施される(実際何人になるかわからない)
1時間 AU$45
(前払いで回数が多いと割引はある)


私はプライベートレッスンに1時間$80払っていて
(平均的な値段だが それまで70$が去年10$上がった)
コミュニティオケは1学期で(10週間)240$(1回1時間半)
(これも2年前は200$だった)


機会があればグループの発表会みたいなイベントもあるらしいが
参加人数によるのだろう。


楽譜は用意され グループで演奏して 指導が入る
あまりレッスン的には期待できそうにないが
近くなので1回試しに行ってみてもいいかもしれない。
他のチェロ弾きと知り合う機会にはなるだろう