I ❤️ cello

アマチュア音楽活動 豪州のローカルの話題など

個人レッスンの先生

最初の先生は弾き方がとても優雅で、
社交ダンスのワルツでも踊るような感じがあって素敵でしたが、
厳しかったですねえ。


音がズレてる!
シャープ過ぎる!
(と言われてもどうしていいかわからなかった)
音がズレることを徹底的に注意され、
変なボーイングの癖がついてしまったのは 指摘されませんでした。


先生は私の演奏に合わせて弾いてくださったので、
音だけ とにかく注意されました。
中級になって指導を受けたらよかった先生かもしれません。
1時間のレッスン時間はみっちり長く、レッスン後はぐったりでした。
5回のレッスンを受けた後 ギブアップしました。。


2番目の先生は、30くらいの若い やんちゃな感じで(SNSの投稿の印象)
並んで座り 私の演奏に合わせて身体をわりと左右に揺らし
そのリズムに合わせて弾いていました。
(先生のコンサートを見に行きましたが、身体をわりと左右に揺らす演奏をしてました)
レッスンの始めに必ず Dメイジャー(シャープが2つ レから始まる音階)を弾くことから始め、
音程の安定と ボーイング(弓)の癖を直す 真っ直ぐ弾けるようにする
それに集中した感じでした。


レッスンはカジュアルな感じで、
私が持っていた(楽器店の勧めで買った)教本の中から
適当なものをピックアップされ、
最初の先生の飛ばす プッシュされる感じではなく
中高年の趣味に付き合うという感じのイージーゴーイングな感じでしたね。
引っ越しを機に変わることになり、2ヶ月くらい 30分レッスンを10回くらいでしたか。


3番目の現在の先生は、
30くらい?の若い先生ですが、優しくて
毎回どこかは褒めようと考えながらご指導くださる感じで(笑)
「あそことそこはうまくできてます」
good をうなづいて聞いていて、but がくるぞと思っていると
「その箇所を こんな風にやってみてください」
既に何回も言われたことでも 言葉を変え、先生が実演してくださったりして
(動画に撮りたいと思いつつ 忘れてしまいます)


表現力 音質 に力を入れて指導してくださいます。
この先生のコンサートも最近見に行きましたが、
激しい曲はダイナミックにフィジカルな演奏で、繊細な音も素晴らしく
ビオラとのデュオは掛け合いみたいな感じが楽しい演奏でした。
クオテットやソロ演奏をするプレーヤーはより個性的に見えます。


言葉でわかりやすく 例えを入れながら 実演も兼ねて 
しっかり説明してくださるのがいいですね。
「よく考えながら やってみてください。自分のペースで 時間をかけて よく考えて」
次女がユースオーケストラにいた時は、大学生は理数系の生徒ばかりだったらしいですが、
理数系が多いというのはうなづけます。
(私には 得意でない分野です;)


先生の真似はすぐにできるものではないですが、
忍耐力があり 教えるのが好きな先生のように思います。
(私は 最初の先生には音のズレで毎回すごく怒られてやる気なくして変えた 
と言いましたが)
「音がズレたら自分で直しているし、あなたのレベルではOKです。 
経験でよくなっていきますから」と ズレについては言われません。
大きい音を出す ちょっと ギッ という感じが入った チェロらしい音が
出せるようになってきたように思います。
滑らかさはまだまだですけど


コミュニティオケメンバーの話を聞いていても
生徒の目的目標は違うし、
個人レッスンでは 先生との相性がほんと大事だなと思います。