チェロ教本 SFYC 1巻 ヴィヴァルディ協奏曲 ハ長調
先週は嵐のような土砂降りの天候になり
ギリギリまで様子を見ましたが 悪天候のためキャンセルさせていただき
3週間ぶりのレッスンになりました。
この曲はとても気に入っていて
第二楽章は 1音ずつスローテンポなので、
拡張(指を伸ばす)やシフト(移動)による音程の不正確さがあると目立つ曲です。
前回 親指が痛くなるのは問題だ と思って
検索しては 自分であれこれ持ち方を考えてみて
やっと 自分にしっくりくる持ち方を見つけました。
弾いているうちにズレてくることはありますが、
これは 私にとってちょっとしたブレイクスルーの上達です😊
それによって 弦に当たる角度は以前ほどブレなくなりました。
(まだパーフェクトではないですが)
先生にはより細かい フレージングやダイナミックスを指導していただき、
彼の指導は、具体的にある部分をもっと強く弱くというようなことはあまり言われず
曲のイメージを持つように それを表現するように
(自分で弾き方を考えて)弾くように言われます。
それがなかなかうまくいかないんですが
それっぽくできてくると
もっと強調する 誇張する
何を表現したいのか 伝えるように弾きましょう と言われます。
私は最近自分でやり始めたビブラートに関しては
指導動画を送ってくださり
それをやってみたと言うと 入れて弾くように言われ
水が入った小さめのフラスクを渡されて
それを振ってみるように
「その腕の動作がビブラートになりますよ
それと持つ手の形がそのまま弦を抑える形にもなります
このフラスクは 指導用にパーフェクトなんですよ^^」
そしたら よりよく波の形になる音が出て
先生:それです!
なんとなく腕の動きは分かりましたが、
かける指や弦の位置によって かけやすい かけにくい はあります。
そこは親指の位置をずらしてみたり
小指は1本では弱いので隣の指も弦に置きます。
ビブラートにも 大きく遅め 細かく早め と種類があり
音によって使い分けることになります。
次は 第一楽章のテンポが早い部分がある曲になり
レッスンを 初 受けて
先生の演奏を聴いたら まるで違う曲。。
早い箇所は 右の手首をいよいよ柔らかく持たないといい音に響きません。
コントラストをつけるために
1音ずつ 弦にもっと弓をかませて フォルテを出し
次のピアニシモでは、弓を長めに使うけれども軽く早く動かす
(スカスカの感じの音になる)
おお 先生のそのピアニシモの音が出た! という感じ
それと
早い箇所では焦って 最後の音も滑っていくような感じで
弾いてしまいましたが、
「それはしっかり音を伸ばして 一呼吸置くような感じで
チェロは 他の楽器でも 弾いているその 今の音 が大事なんです」
ヨガみたいですね
ヨガもその日常にはない変なポーズをすることで 今 にフォーカスするといいます。
A先生に習い始めた当初 よく考えて弾いてください と言われたのを
思い出しました。
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