フランス人チェリストのサイトから
ゴッド　ファーザー　の楽譜をダウンロードして

その日（2−3日前）はこの曲だけ集中的に練習しました。

Le Parrain - Cello Cover + Sheet music

まずは、彼女の演奏動画を参考に指使いを決める。

チェリストはよく2本の指を同時に弦に押さえることがあるので
（1本は補佐的）
どの指で押さえているのかわかり難い箇所がある。

動画をスロースピードで見ながら
私はこの方がやりやすいというのを考えながら
指使いを決めるのに　1時間くらい費やしたかも

と（昨日のレッスンの時）先生に言ったら　
チェリストはなん10年もやってきて決めている　と言い
1時間なんて考えたうちに入らないとでも言いたそうだった；

私：先生は30年でしたか？
先生：そうですね、始めてから35年経ちました
私：私は、、3年近くですね
（先生のレッスンを始めてから2年8ヶ月　その前は最初の先生が合わなかったり
引っ越しで変わったり　今の先生は3人目）
先生：（ちょっと考えて）今までの過程を見てきて、
remarkable な上達ぶりですよ

おお　リマーカブルだって！！

日本語でなんと言うかねえ、特出した、著しい、印象的
滅多に褒められなくなったからなあ　
めっちゃ嬉しい！😊😊😊

先生「この曲はどんな感じに弾きますか？」
私「映画は見てないですが、マフィアの話で、悲しい感じですね
争いで人が死んだりとか。。」
先生「争いと言っても武器を持って戦場に行くのと違って、家族のビジネスだったり、
うんぬん」

私「日本にも似たようなヤクザという組織がある。
そういう暴力映画は殆ど見ないが、組織の中での責任や義務と義理人情の世界で、
家族や仲間意識　絆が強い組織みたいですね。。」

先日見た「池袋ウエストゲートパーク」
これは若者の縄張り争いで　スケールはまったく違うけれど
組織の性質は似たようなもので、
その組織にいる女性子供にもハードな世界でしょう。。

そんなことをイメージしながら　もの悲しい感じで弾いてみたり

先生の演奏を聴いていると
本当に　哀愁漂う感じ　というか
やっぱり上手いなあ。。心に染み入るね

個人レッスンは高額でも　先生の生演奏が聴けることが素晴らしく
価値がある。
（私はこの先生の演奏が好きなので、先生を変えることは考えない）

指使いを決めてから　10回くらい弾いて確認したかしら
弾き始めたばかりは音程ズレが多いから、
その前後のまとまったフレーズを何度も練習し
全体10回も弾いてないかもだけど

先生はもっと弾きやすい指使いとか
（ああ　なるほど）
開放弦でなく違う弦にして　ビブラートをかけてはどうか　とか
（ああ　ホント　その方が音色がいいわ）

子供には出せない
私の人生長い分の音色が出せるようになりたいなあ
（速い曲は子供にかなわないだろうがw）

彼女の曲集から　今　弾いているのは、
タイタニック
グリーンスリーブス
白鳥（サン　サーンス）
きよしこの夜
ゴッド　ファーザー

余力がある時は
アメイジング　グレイス
カリブ海の海賊
ラ　ビ　エン　ローズ　（これは第１ポジションで弾いてる）

１オクターブ高音で同じメロディを繰り返す曲があったり、
高音パートが少なくないのでそれに慣れてきて　
高音の音程もだいぶ取れるようになってきた。

*チェロは弦の下へ行くほど音が高くなり　音程の間隔が短くなる
一般的には３オクターブの音域で　ハーモニックスという軽く触れる奏法では
より高い音が出るので　５オクターブ近く出すことは可能

苦心した指使い　↓　
１人差し指　２中指　３薬指　４小指
x 拡張（指を伸ばす）

こちらはレッスンの後　変えたもの

いったん指使いを決めたら　それで練習する。

弦楽器は同じ場所を押さえれば　正しい/同じ音が出るとは限らないので
（指の角度　押さえる力　弓で弾く位置によっても微妙に変わる）
曲ごとに　その音を出す指と弓の動きを覚えることになる。
同じ大きさの楽器でも位置が違ったりするし

そこが難しく　また深いんだよねえ。。