I ❤️ cello

アマチュア音楽活動 豪州のローカルの話題など

弓の持ち方 音楽理論をちょっと学ぶ

弾く曲により
より腕の重さをかけながら とか 速い曲で
弓を持つ右手の親指の右先の方が痛くなってきて
それは弓の角のパーツに当たっているからなんですが、


先生に聞いてみようと思いながら忘れていて;


これは持ち方が悪いのかも と思って 検索してみると 
親指を当てるところをほんのちょっとズラす(浅めに持つ)と
いいようなのです。


その持ち方をすると
手がもうちょっと内側にねじれる感じになり 肘がより上がり
(醤油さしで小皿に注いだ時のような腕の形)


プロの演奏動画を見ても カメラの角度や位置によって
よくわからないし
腕の上がり具合いにしても 持ち方にしても
それぞれの体格や指の長さによって違ってくるので、


要するに よりいい音が出るように
持ち方/弾き方は、自分でその都度調整していくことになります。


ほんの数ミリ変えただけで 
手や腕全体の角度や動きがけっこう変わり
なんだか音がよりスムーズな感じになったような気がします!


弾いているうちに指がズレてくることもあるので注意しながら、
痛みはずいぶん軽減されることになりました。



チェロのチュートリアル動画を見ていたら


純正律 just intonation
平均律 equal temperament
倍音 overtone


という言葉が出てきて 初耳です。


純正律と平均律については
ピアノもやったことがあるので、ピアノが平均律に調律してあるのはなるほどーと思って


チェロは、開放弦の音を4つ チューナーで合わせていくのですが、
チューナーは全ての音に対して正解ではないので
(平均律と純正律には音によって僅かな誤差がある)
先生はスポーティファイにあるドローンを使って 
主音の音に合わせたドローン(ある特定の周波数の音を出す)の音を聞きながら
弾いてみるのがいい と仰っていた訳がわかりました。


倍音について知ったら、 


(今弾いている)バッハって本当に天才だな!と思いました。


クリスマス オラトリオの シンフォーニア
自分が弾きやすいように指番号を考える箇所があり、
同じパターンで弾けるパートが3つあり
(始まりの音が違い 音と音の距離が同じパターン)
それと 他のリズムを合わせた構成になっているんですね。


G線上のアリア のチェロパートは、 
基本の1オクターブで上がって(レ⤴️レ)1つ音が下がってオクターブ下がる(ド⤵️ド)
その4つのパターンのセットが変化しながら続いていくので、
その倍音がちょうど耳に心地よく


そのパターンと 他の楽器のメロディとのハーモニーが絶妙で
誰もが一度聴いたら忘れないユニークな曲になっているんですね。


シンプルな構成でそれぞれの楽器の特徴を生かした 倍音効果 で有名な曲が、
ラヴェルのボレロです。


ちょっと学んだだけでも楽しくなりました🎶



それと 余談ですが


私は音符をドレミで覚えているので、突然Bと言われても
なんの音で位置はどこだっけ? になっていました;
(現地では英語読み CDEFGABC)


そして ハ長調 ト長調 というネーミングはドレミと関連ないじゃない
どっから来たんだよ と思っていたら


なんと ハニホヘトイロハ から来ていることを知り びっくりしました!
ややこしいですね;