I ❤️ cello

アマチュア音楽活動 豪州のローカルの話題など

コミュニティオーケストラ コンサート

私は車の長距離運転には自信がないので
行けるかどうか 確かではありませんでしたが
直前に運よく 隣町に住むメンバーの車に同乗させてもらいました。


ここから150キロも西側へ向かった先の 小さな村のホールが会場です。


うちの辺りは晴れていたけれど 道中 霧が出てきて雲が低く垂れ込めて
薄い雲の向こうに太陽が霞んで見えたり
ちょっとドラマチックな風景になり
まるで(アンの好きな)スコットランドみたいだと思って
曲目にある The Mist Covered Mountains の世界のようでした。
(その曲のチェロパートの一部は難しいので 
本番でも弾くフリをしたら その箇所は急に音が小さくなってました)


リハが始まり


コンサートではチューニングが難しいです。
他の音が入り過ぎて
私のチューニングのアプリがうまく作動しません。
弦のすぐ近くに携帯を当ててやりますが


今回は地元のアンの知人Iさんがオーボエを吹く人で
Iさんの知人のバイオリン オーボエ バスーン奏者も加わった
アルビノーニの オーボエ コンチェルト 第3番ヘ長調 
(演奏されたのはこの動画の中盤辺りから)


この曲は私たちフルメンバーは必要ないので 
各楽器奏者から4−5人だけ参加するという条件で
難曲(速過ぎる!)でもあるので 私はそのグループには入りませんでした。
実際 そのIさんグループは上級レベルで 素晴らしい演奏でした✨✨




オーボエも入り メンバー全員で


エンニオ モリコーネの ガブリエルのオーボエ 
演奏されたのは動画の 2:12まで


オーボエ奏者は舞台に上がって一人で演奏しましたが、
音がけっこう大きいんですね




古い木造の小さなホールはよく響き 気持ちよく
私は思い切って演奏することができました。


私の先生の
「緊張するしないは関係なく チェロはこのように演奏されるもの」
を思い出して
しっかりチェロらしい音を出さなくちゃ!と思いました。
(多少ミスりましたが ^^;)
なんか周りの音に支えられている感があって その中でいい音を出したい
という思いです。


普段のリハでは いちいち止まり やり直しがあるのですが
コンサートではメンバーの集中度の高さ
コンダクターのアンの熱心な指揮により
普段よりいい演奏になります。


コンサートはいいですねえ🎶


やっぱり 週1のリハはこの為にあるし 普段の地味な練習もこの為にある
と言えます。


素晴らしい体験です💕


私の友人や義父は、オーディションのあるレベルの高いコーラスクラブで
長年活動していて
きっと 同じような感じなんだろうなあと思います。
それが自分の声だったら もっと入って 一体感 を感じられるのかも


私の声は音域が狭いし 響かない声だし
あまり喋るのも得意ではないので
弦楽器で自己表現 という感じはあります。
(まだそこまでのレベルではありませんが)


メンバーそれぞれの 経歴 生活 人生 が乗って
みんなで音を作り上げる その一体感が素晴らしいものでした💖


私たちのグループは全体でグループ写真を撮らないし
夫がいないので動画もなく(それを楽しみなメンバーに聞かれましたが)



メンバーから送られてきた写真↓
フラットなカントリー風景が続きます。
遠目に山が見えたり


コンサート会場に置く看板が出ています。


100年以上も古い村のホール



以下は 私が携帯でささっと雰囲気を撮ったスナップショット


控室


リハが始まる前



インターバルの時
(今回のコンサートは長く 初めてインターバルがあり)


ドレスコードは黒で +どこかに色を入れてくる と言われたので
メンバーはスカーフをしてきたり 黒以外の靴を履いてきたり ヘアバンドをつけたり



楽譜立ては同じものを持っている人がいるので、何か自分の目印をつけるといいわよ
と言われ
帰宅してから 猫とフクロウのシールを貼りましたw


次回のコンサートは1ヶ月後
有名な公園にあるロタンダ(円形の屋根がある建物)で予定されています🎶